ゲーム開発向けミドルウェアを提供するCRI・ミドルウェアは、2014年のロードマップを公開し、スマートフォンとゲーム機とのマルチプラットフォーム開発環境の推進、ゲームエンジン対応の強化、開発工数を短縮する各種機能の強化などを進めていくとしました。統合型サウンドミドルウェアの「CRI ADX 2」では、スマートフォン向けに実機プレビューやインゲームプレビューを導入。制作からテストまでを効率化します。また、発音数の増加で複雑化するサウンド演出を可視化し、デバッグの効率化を図るため「プロファイラ機能」を追加。サウンドやボイスの再生/停止タイミングのタイムライン表示やパフォーマンス状態変化のグラフ表示、時刻・項目・動作内容などのログ化、3Dで配置したボイスにおける時間に対する位置情報表示などを分かりやすく表示します。さらにバージョン管理ツールとの連携で「Subversion」に加えて、「Perforce」にも対応します。ムービーミドルウェアの「CRI Sofdec 2」では従来の独自ビデオコーデックに加えて、H.264に対応。プラットフォームごとに最適化されたパラメーターをSofdec 2 エンコーダーが自動で行い、マルチプラットフォームでの再生を強化します(対象: PS4,Xbox One,PS3,PS Vita,Wii U)。その他、ゲームエンジン対応の強化のスケジュールなどは以下を参照のこと。
CRI・ミドルウェア、メディア総合イベント「Inter BEE」に出展―音声処理技術を1chipにまとめた「CRI SOLIDAS」の展示・デモを実施 2023.11.11 Sat CRI・ミドルウェアは、11月15日より幕張メッセにて開催予定…