読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年の干支は午(ウマ)で、陽の極を表す言葉であり、正午の午はこの午です。勢いを象徴するような干支であり、駆け抜ける馬のような勢いのある一年となるのではないでしょうか。大納会で年初来高値を更新するなど日本経済全体の勢いムードもさることながら、我らがゲーム業界も好調が続いています。言うまでもなくスマートフォンのゲーム市場は全世界に広がり、コンシューマーゲームの分野でも次世代機の効果で、ゲーム人口は益々拡大すると予測されています。昨年末に姉妹誌のインサイド/Game*Sparkで初めてGOTY(Game of the Year)の企画を実施、その結果を発表しましたが、改めて昨年リリースされたゲームを振り返ってみると、スマートフォンの100円で気軽に買えるゲーム、年末年始に家族でワイワイ遊べるパーティゲーム、ゲームの世界でコミュニケーションを取りながら遊ぶオンラインゲーム、ハリウッドクラスの制作費で作られた没入感満載のゲーム・・・"ゲーム"という言葉のレンジの広さを感じるところがありました。Unityなど開発環境の充実で、ゲームの作り手は圧倒的に増え、Kickstarterなどクラウドファンディングの恩恵で資金調達の敷居まで下がりました。ゲームだけでなく、ハードウェアの世界でもキラリと光るアイデアで資金を集め、3Dプリンタで試作品を作るというような事が当たり前になってきました。この勢いは2014年も変わらないでしょう。GameBusiness.jpは今年も勢いのあるゲーム業界をお伝えしていきます。変わらぬご支援をよろしくお願いします。土本 学適時開示: インサイドでも同じ新年の挨拶を書きました。