EAのゲームのデジタル配信サービス「Origin」にサードパーティも参入 | GameBusiness.jp

EAのゲームのデジタル配信サービス「Origin」にサードパーティも参入

エレクトロニック・アーツが運営するゲームのデジタル配信サービス「Origin」はこれまで、同社のタイトルのみを取り扱ってきましたが、複数のサードパーティが加わる事になりました。

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エレクトロニック・アーツが運営するゲームのデジタル配信サービス「Origin」はこれまで、同社のタイトルのみを取り扱ってきましたが、複数のサードパーティが加わる事になりました。

今回参入を決定したのはRemedy Entertainment、Focus Home Interactive、Iceberg Interactive、Strategy First、Macro Games、Selectsoft、Legendo Entertainment、の各デベロッパー。まずはRemedyの『Alan Wake』(Xbox360でヒットした)が配信開始になるようです。

EAによれば2011年6月のサービス開始から半年で、930万人が登録し、これまでに1億ドル以上の売上を記録しているとのこと。『Star Wars: The Old Republic』では販売の約4割がOriginだったそうです。

Origin担当のシニアバイスプレジデントのDavid DeMartini氏は「反響はとても大きく、様々なパブリッシャーやデベロッパーの皆さんに注目を受けてきました。今後もOriginの進化と拡大にコミットしていき、ゲーマーが素晴らしい体験ができるプラットフォームとして成長させていくつもりです」とコメントしています。

OriginはPCゲームのデジタル配信サービス。先行するValveの「Steam」の競合サービスとなります。これまではEAのタイトルのみの取り扱いでしたが、まずはサードパーティデベロッパーの参入で裾野を広げます。EAが運営していることから、心情的に他のパブリッシャーはなかなか参入が難しいような気もしますが、今後どのような戦略を立てていくのか注目されます。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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