フィンランドのRovio Mobileが大ヒットさせたスマートフォン向けのアクションゲーム『Angry Birds』。同社の共同創業者のMikael Hed氏がWiredに対して語ったところによれば、開発費は14万ドルほどだったのが、収益は実に7000万ドルに上っているということです。元々モバイル向けにゲームを開発。52本目に開発した『Angry Birds』が大爆発。iPhoneとAndroidで販売本数はもうすぐ1億本にも到達するようです。従業員は40名まで増加し、売上は基本無料のAndroid版からだけで毎月97万5000ドルにも上っているそうです。99セントで販売されているiPhone版や追加コンテンツを合わせればこの金額は更に膨れ上がるとみられます。また、現状でも全体の収益の40%はゲーム以外からもたらされているということで、『Angry Birds』のキャラクターグッズは好調に推移しているようです。また、アニメも放送予定で、映画とタイアップした『Angry Birds Rio』も登場します。Rovioは「ディズニー2.0」を標榜し、『Angry Birds』をミッキーマウスのようにインフラとしてコンテンツビジネスのあらゆる領域に進出していきたい意向です。