大手CDNのアカマイ、ゲーム業界向けのソリューションを発表 | GameBusiness.jp

大手CDNのアカマイ、ゲーム業界向けのソリューションを発表

CDN世界最大手のアカマイは、ゲーム業界向けのソリューションとして「Electronic Software Delivery for Gaming」を発表しました。これは大容量のゲームクライアントなどのダウンロード完了率を向上させる支援をするものになります。

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CDN世界最大手のアカマイは、ゲーム業界向けのソリューションとして「Electronic Software Delivery for Gaming」を発表しました。これは大容量のゲームクライアントなどのダウンロード完了率を向上させる支援をするものになります。

本サービスはダウンロードのパフォーマンスと快適性を確保し、ダウンロード放棄率の低減、完了率の増加を目的とするものです。ゲームの第一歩となるダウンロード時の不満は購入に悪影響を与えます。このサービスではそれを少しでも軽減し、かつメーカーがダウンロード時の顧客の動きをより正確に把握するための情報を与えます。

アカマイのシニア・プロダクトライン・ディレクター、レイノルド・ハービン氏は「インターネットによってゲーム業界は変貌を遂げ、ゲーム配信とその収益化の新しいチャンスが生まれました。オンラインおよびデジタル配信のゲームには、従来の箱入りソフトウェア販売モデルにはなかった数々の利点があります。たとえば、効率のよいゲーム配信、グローバルな対応、ソーシャルゲーム体験、革新的な新しいビジネス・モデルの構築が可能なことなどです。 アカマイのゲームソリューションは、ゲームソフトメーカーがインターネットに関する問題を回避し、オンラインビジネスの拡大と成功を目指せるよう支援するものです」とコメントしています。


■Akamai Download Manager
・ダウンロードの快適さとワークフローをカスタマイズ可能
・10 GB(DVD 2 枚に相当)までのサイズの大きなファイルのダウンロードを効率良く最適化
・ダウンロードの開始、一時停止、再開など、ユーザーが実行できる操作を追加

■Akamai Download Analytics
・サービスの質に関するメトリックス、ユーザーの年齢層、利用頻度といった情報を把握
・ゲーム、配信チャネル、参照サイト別にダウンロード状況を分析し、重要な実績指標をレポートすることが可能

■HTTP Delivery
・HTTP エッジサーバーによる配信と、顧客サイドの配信のハイブリッドモデルを通じて、サイズの・大きなゲームファイルを効率的に配信可能
・配信コストをより正確に予測可能


既にアエリアの米国法人であるAeria Gamesが導入しているとのこと。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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