視聴者からの質問で、日本のゲームデベロッパーの将来を問われたPachter氏は、プラチナゲームズの『VANQUISH』などを例に挙げ、これまで多くの日本メーカーが海外の市場向けにコンテンツを西洋化しようと試みているものの、日本以外のマーケットでは失敗に終わっていると指摘。
Pachter氏は、日本の開発コミュニティーが極めて優れた才能と評価しながらも、上述のような背景から日本メーカーの海外向け開発の投資が減少傾向にあり、日本国内だけを対象にした開発に戻りつつある、との自身の見解を示しました。
日本のパブリッシャーは縮小を続けており、エレクトロニック・アーツやアクティビジョンをはじめとする海外パブリッシャーによるアジア市場への進出も打撃になると同氏。更に、日本市場が海外市場との競争にますます消極的になり、結局成長していないと結論付けています。
尚、Michael Pachter氏は、OnLiveなどのクラウドゲーミングを話題とした別の質問に対し、2030年には全てのゲームがクラウドベースになると予想しています。