ゲームを活性化する広告を提案していきたい・・・CAリワード堂前社長に聞く | GameBusiness.jp

ゲームを活性化する広告を提案していきたい・・・CAリワード堂前社長に聞く

本誌でも度々取り上げていますが、ソーシャルゲームの新たな収益源としてリワード広告が注目を集めています。今回はサイバーエージェントグループで昨年10月に立ちあがったばかりの、CAリワード社にお邪魔して堂前紀郎社長にこれまでの経緯と今後の展望を聞きました。

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本誌でも度々取り上げていますが、ソーシャルゲームの新たな収益源としてリワード広告が注目を集めています。今回はサイバーエージェントグループで昨年10月に立ちあがったばかりの、CAリワード社にお邪魔して堂前紀郎社長にこれまでの経緯と今後の展望を聞きました。
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  • 本誌でも度々取り上げていますが、ソーシャルゲームの新たな収益源としてリワード広告が注目を集めています。今回はサイバーエージェントグループで昨年10月に立ちあがったばかりの、CAリワード社にお邪魔して堂前紀郎社長にこれまでの経緯と今後の展望を聞きました。
  • 本誌でも度々取り上げていますが、ソーシャルゲームの新たな収益源としてリワード広告が注目を集めています。今回はサイバーエージェントグループで昨年10月に立ちあがったばかりの、CAリワード社にお邪魔して堂前紀郎社長にこれまでの経緯と今後の展望を聞きました。
本誌でも度々取り上げていますが、ソーシャルゲームの新たな収益源としてリワード広告が注目を集めています。今回はサイバーエージェントグループで昨年10月に立ちあがったばかりの、CAリワード社にお邪魔して堂前紀郎社長にこれまでの経緯と今後の展望を聞きました。



―――CAリワード社の概要を教えてください

堂前: もともとサイバーエージェントの本体ではアフィリエイトのASP事業を展開していました。そこでは自社のAmebaというメディアを中心に事業を行っていたのですが、時代の流れでソーシャルゲームというのが大きくなり、グループの中でもヒット作品が出てきました。そこで、既存の事業ももちろんですが、新しい分野も積極的に手掛けていくべきだということで、新規事業会議である「あした会議」で私が新会社の設立を提案して、昨年10月にCAリワードが設立され、その流れで社長をやっています。

―――なるほど。「CAリワード」という商品自体は春頃からあったそうですね

そうですね。アフィリエイト事業の中の一つの商品として「CAリワード」というのは昨年の春先から存在していました。その後、7月頃からグループ(CyberXやサムザップなど)でヒット作品が出てきて、それで新しい会社という機運も高まってきたんです。

―――グループにSAPがあるというのは御社の強みですよね

ええ。サイバーエージェントグループはSAPとしてユーザー数や課金金額で日本でも最大級の規模を持っています。そこでリワード広告のノウハウを蓄積して、それを他のSAP企業にも展開していって、市場全体を活性化していくことを描いています。

―――ターゲットとするプラットフォームを教えてください

全てのプラットフォームが対象になります。自社のプラットフォームであるAmebaやアメーバピグ、モバイルのモバゲータウンやGREE、PCのmixiやfacebookなど全てをカバーします。中でも取り扱いが多いのはモバゲーのアプリで,、サイバーエージェントグループ以外のアプリとしては、メジャーな会社も含めて3月末の段階で30〜40タイトル程度は入る事が決定しています。

―――課金以外の収益源を模索されている会社さんが多いということでしょうか?

収益を上げたいというのは皆さん共通ですが(笑)、だからといって単純な広告はそう大きな収益源にはならないというのも感じてらっしゃるところだと思います。なので我々は収益を提供するのは当然ですが、DAU(日々のアクティブユーザー)の増加に貢献できる広告というものを考えています。DAUが大きくならないと収益の可能性も広くならないですから。

―――リワード広告を入れるとDAUが上がるということがあるのでしょうか?

資料請求や会員登録などの単純なリワード広告だけでは難しいですね。

なので我々としてはイベント連動などの面白い企画を考えています。それで、どれだけユーザーがアクティブになったかという点を最重要指標として見ています。アクティブなユーザーがいれば自然と課金の売上は上がっていきますので。

―――もう少し具体的に教えていただけますか?

例えば、先日、サムザップが運営する『行列のできるラーメン屋さん』で日清食品社とのコラボレーションを行いました。ゲームの中で日清食品社の「カップヌードル」「チキンラーメン」「日清焼そばU.F.O.」「どん兵衛」のアイテムを用意したり、特設サイトとの連携もしました。それがバイラルで広がって、ユーザーが活発に動くようになります。それだけじゃなくて、ゲーム単体では得られなかった世界観を広告主企業との接点を作ることで広げることができたんです。ユーザーと広告主企業の両方にメリットのある展開ですね。


お馴染みの商品をゲットするだけでも嬉しい?


―――なるほど

こういう大がかりなタイアップができるのは、サイバーエージェントという強い広告代理店がベースになっているということもあります。食品、飲料、消費財、いわゆるナショナルクライアントとの展開ができるのは強みかもしれません。

―――アメーバピグでも面白い広告展開をされていますよね

広告主企業側へのコミュニケーションはアメーバピグであってもソーシャルゲームであっても、表現の違いで、基本的には変わりません。都度都度、最適な提案をする中の一つとして、アメーバピグやソーシャルゲームがあるというイメージです。あとは、1タイトルあたりのユーザー数がソーシャルゲームはまだまだ少なく、100万人を超えるくらい、できれば200万人、300万人というタイトルがもっと出てくるとナショナルクライアントとの組み方もより自由にできるようになっていくと思います。

―――広告の販売は1タイトルごとになるんでしょうか?

しばらくはそうでしょうね。もちろん「農場ゲーム」でひとくくりにするような展開も有り得るとは思います。ただ、広告効率だけじゃなくて、ゲームを盛り上げることやアクティブユーザーを増やすという観点で言うと、それほど面白いものが提案できるかは分かりませんね。

―――広告主はソーシャルゲームを現状どのように捉えているのでしょうか?

規模も小さく、接触態度もよく見えてないので、まだ分からないというのが正直なところでしょうか。ただ、実際に出稿している広告主のご担当者様と話をしていて、今まで接触できなかったユーザーにリーチできているという実感はあるようです。今まで物事を伝えたくても手段が無かったような人たちに届けることができるので、注目度は非常に高く、楽しみな分野と考えているようです。

―――分かりました。最後にCAリワード社として今後の展望を聞かせてください

まだ設立してから3カ月ほどですが、導入いただくSAP企業も、タイトルも急速に増えています。ノウハウがどんどん蓄積していますので、広告をどのようにして使えばゲームが盛り上がるか、という解を明らかにしたいと思っています。その解を得た段階で、日本から海外へ、世界に通用するビジネスとして羽ばたいていきたいと考えています。ご期待ください。

―――ありがとうございました
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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