長年の蓄積を元にしたゲームエンジン「千鳥エンジン」・・・プレミアムエージェンシー(2) | GameBusiness.jp

長年の蓄積を元にしたゲームエンジン「千鳥エンジン」・・・プレミアムエージェンシー(2)

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プレミアムエージェンシー(2)
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■千鳥ワールドステージアライアンスで目指すもの

テクノロジーの進歩によて、ゲーム開発の規模は年々拡大しています。豪華な体験を提供できるようになった一方、クリエイティブを発揮する土台の構築に必要なコストが増大し、開発現場は疲労しています。「千鳥ワールドステージアライアンス」ではクロスプラットフォームに対応したゲームエンジンやビジュアルライブラリの提供によってゲーム開発を容易にするだけに止まらず、技術情報の相互共有や共同開発の推進、人材育成支援などを行っていく、デベロッパーのネットワークを目指します。

また、特に下記の3項目を活動内容として掲げます。

・マルチプラットフォーム技術の標準化活動
・千鳥エンジン・デザインガイドラインの作成
・千鳥エンジンの拡張による、対応プラットフォームの拡大

アライアンスの事務局はプレミアムエージェンシーが担当し、上級会員(月額50万円)・一般会員(月額35万円)というメンバーシップ制度で運営します。加盟することによって、千鳥エンジンが無償で提供されます。その他、会員ランクによって異なりますが、技術サポートや技術交流会・ワークショップの実施、既存の開発環境とのマッチング検証などの特典が用意されています。

■千鳥エンジンとは

先述の通り、千鳥エンジンはプレミアムエージェンシーがこれまでのタイトル開発で構築してきたゲームエンジンで、対応プラットフォームはPS3、Xbox360、PC、Wii、PSP、PS2と多岐に渡ります。そしてこれらのプラットフォーム間でアセットやソースコードの共通化ができ、同じリソースを用いて即座に他のプラットフォームで動作させるということができます。

共有可能なリソースは、2D/3Dグラフィック、モデル、アニメーション、入力・出力プログラム、行列演算、サウンド、カメラ、ライティング、ネットワークライブラリ、クォータニオンなどです。機種間の差異はコントローラーに意識される程度です。実際にデモで、複数のプラットフォームで全く同じゲームが動いている様子を見ることができました。

また、リアルタイム・シネマティック・グラフィックライブラリ「葵」(アオイ)も提供されます。こちらはPS3、Xbox360、PC向けに千鳥エンジン上で動くライブラリで、3Dシェーディング、ポストエフェクト技術を容易に実現できます。天候(空・雲・降雨・降雪・稲妻)、季節(紅葉・陽光・ライティング)、時間経過(太陽・月)、グルーム/グロー、被写界深度/周辺減光、モノクロ・セピア・カラー調整、ブラーなどが用意されています。

どのようにしてこのようなアライアンスが誕生したのか。主要人物に聞きました。(3)に続く
《土本学》

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