開発予算に占めるサウンドの割合は10%程度・・・2%しか割り当てられなかった例も | GameBusiness.jp

開発予算に占めるサウンドの割合は10%程度・・・2%しか割り当てられなかった例も

ゲーム開発の規模が拡大される中で、派手なグラフィックやムービーに多くの予算が割かれる一方で、サウンドには余り予算が投じられないというのは良く聞く話です。Games Meed FilmではSCEEのDan Bardino氏、ユービーアイソフト傘下のReflectionsスタジオのJoh Vincent氏

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ゲーム開発の規模が拡大される中で、派手なグラフィックやムービーに多くの予算が割かれる一方で、サウンドには余り予算が投じられないというのは良く聞く話です。Games Meed FilmではSCEEのDan Bardino氏、ユービーアイソフト傘下のReflectionsスタジオのJoh Vincent氏、Media MillのJerry Ibbotson氏が招かれ、パネルディスカッションが行われました。

人気のレースゲーム『Driver』の最新作に携わっているVincent氏は「サウンドには全体の8〜10%程度の予算しか割り当てられていない」と言います。また、Ibbostson氏は「PS2の時代には全体の2%程度ということもあった」と証言。「ライセンス音楽の場合、その予算はマーケティング費用から出る場合もある」とのこと。とはいえ、平均的には約10%程度がサウンド予算のようです。

一方でVincent氏は音楽が過小評価され過ぎているわけではないと言います。「私が出会った人たちが素晴らしいのかもしれませんが、ユービーアイとReflectionsは音楽の重要性を十分に認識していますし、アイドスやミッドウェイもそうでした。ただ、同僚達からはAAAクラスのタイトルでも怖くなるような話は沢山聞いていますけど・・・」

ちなみに映画の場合のサウンドの予算は20%程度が通常のようです。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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