映画俳優協会とゲーム業界の交渉が難航−「最悪の条件」 | GameBusiness.jp

映画俳優協会とゲーム業界の交渉が難航−「最悪の条件」

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映画俳優協会はゲームのアフレコに「条件が悪すぎる」とおかんむりのようです。

米国ではSAG(映画俳優協会)とAFTRA(米国テレビ・ラジオ芸能人組合)という二つの労働組合が存在。SAGはEA及び約70のゲーム会社と契約しています。

ゲーム会社側は3%のベースアップに加え、2010年4月1日から2.5%の増額を提示していますが、この条件が両団体と折り合わないようです。

『Narc』や『GoldenEye: Rogue Agent』といったゲームに出演したPeter Kwong氏は「俳優の視点から見て、これは最低の契約です。AFTRAがこの条件を否決することを願います」とコメントしています。

ゲーム会社側のネゴシエイターであるScott Witlin氏は、合意がなされなかったことに関して「不運である」とコメントしています。

なお、現時点でストライキは計画されていないとのこと。

エンターテイメント業界のストライキは日本人からすると馴染みのないものですが、その影響は大きなものがあります。2007年にはWGA(全米脚本家組合)がAMPTP(全米映画テレビ製作者協会)との交渉決裂により3ヵ月のストライキを決行。TVのトーク番組や映画の収録が中止・延期され、21億〜32億ドル(約1900〜2900億円)ともいわれる経済損失をもたらしています。

ゲーム関連のアフレコの75%は両組合を通さない形で行われているそうですが、ストライキから発売延期という最悪の事態にならないことを祈るばかりです。
《水口真》

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