PS3が急上昇!?この冬、ゲーム機勢力図が大きく変動 〜 価格.com調べ | GameBusiness.jp

PS3が急上昇!?この冬、ゲーム機勢力図が大きく変動 〜 価格.com調べ

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購買支援サイト「価格.com」を運営するカカクコムは2009年10月15日(木)に、定期レポート「Trend News」にて、ここ最近のゲーム機本体のユーザー動向やトレンドを発表しました。

それによると、現在発売されている主力ゲーム機(据え置き型)の価格.com上におけるPV数において、いままで注目度のずっと高かったソニー「PS3」が、とくに最近になって、これまでにない勢いで人気急上昇しているとのことです。

これは、やはり8月19日に発表された新型PS3の影響でしょう。これまでも「PS3」は、低価格なブルーレイプレーヤーとして、価格.comでは、「Wii」や「Xbox 360」など他のライバル機よりも常に注目を集める存在だったそうです。

今回の人気急上昇は、性能の高さでは評価が高かったのですが、販売価格が4〜5万円と、ゲーム機としてはかなり高かったため、ここまで大きな動きはありませんでした。29,980円の新型PS3のニュースが全世界を駆けめぐった8月19日以降、PS3に対する関心は急激にアップし、発売日となる9月3日に至るまで、一種のPS3フィーバーが繰り広げられた形とのことです。

これに対するライバル機ですが「Xbox360」は9月10日に最上位モデルとなる「エリート」を29,800円に値下げし、これに対抗。60GBのHDDを搭載した従来型のXbox360はオープン価格ですが、現在22,000円程度(価格.com調べ)で推移しています。ただし昨年の『テイルズ・オブ・ヴェスペリア』のような、キラーコンテンツが今年は見あたらず、かなり苦戦を強いられている状況です。

「Wii」も、10月1日にメーカー希望小売価格を20,000円(税込)へと値下げし、PS3に対抗。この効果でWiiのPVは、9月後半からかなり上がってきているそうです。

一方、携帯ゲーム機に目を向けてみると、こちらも最近若干の変化があったとのこと。一般的には、「ニンテンドーDS」が圧倒的な人気を誇っており、それをソニーの「PSP」が追いかけるという構図が長い間続いていますが、価格.com上では、性能も価格も高いPSPにかなりの人気があり、両者のPVは比較的拮抗する形で推移してきています。

しかし、今年の7月に『ドラクエIX』の影響でニンテンドーDSの人気が急上昇、一気にPSPを突き放しました。ところが9月になると、今度はPSPのほうが大きくシェアを伸張。理由は明らかではありませんが、PSPの次世代モデル「PSP go」の影響ではないかとのことです。

現行の「PSP-3000」が16,000円(税込)であるのに比べると、「PSP go」は約1万円以上も高い価格のため、発売前の「PSP go」の評価は大きく割れており、なかには旧モデルとなる現行の「PSP-3000」を今のうちに購入しようというユーザーも登場しているほど。販売する側のショップからすれば、今のうちに「PSP-3000」を売っておきたいという思惑が働くのは当然で、そうした需給関係のなかで、「PSP-3000」の価格が9月に入ってから下落傾向にあるため、そうした要因が影響したのではないかとのことです。

このように見てくると、29,980円という思い切った価格戦略を引っさげて登場したソニーの「PS3」が、この年末はもっとも注目すべき製品であることはまず間違いないとのこと。対するライバル機「Wii」や「Xbox 360」は、年末にかけて、これといった注目度の高いタイトルがそろわず、本体の値下げはあったものの、年末商戦はやや苦戦しそうな様相です。さらに携帯ゲーム機でも、ソニーの新型「PSP go」が話題を集めそうですが、ダウンロード型のゲーム販売や、従来機と比べて1万円以上も高い価格設定などがネックとなり、発売前のユーザー評価はかなり分かれてしまっています。
《富岡昌》

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