ミッドウェイの欧州部門は、経営陣がMBOで取得 | GameBusiness.jp

ミッドウェイの欧州部門は、経営陣がMBOで取得

破産したミッドウェイは本体をワーナーブロスが、サンディエゴスタジオをTHQが買収しましたが、欧州部門であるMidway Games Ltd.は現地法人の経営陣によるMBO(マネジメントバイアウト)が行われる事が決定しました。

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破産したミッドウェイは本体をワーナーブロスが、サンディエゴスタジオをTHQが買収しましたが、欧州部門であるMidway Games Ltd.は現地法人の経営陣によるMBO(マネジメントバイアウト)が行われる事が決定しました。

Midway Games Ltd.を買収するのは、現地法人の国際部門対等の上級副社長であるMartin Spiess氏がオーナーを勤めるSpiess Media Holding UG。Spiess氏が主要なオフィスである英国とフランスを取得する一方で、ドイツでゼネラルマネージャーとファイナンスディレクターを務めていたUwe Fürstenberg氏とHans Meyer氏がドイツ部門を買収します。

この決定により、ミッドウェイの欧州販売網は保持されることになりました。両社はこれをより効果的なものにするため、戦略的な提携を検討しているとのこと。

米国のMidway Games Inc.のMatthew Booty会長兼CEOは「欧州の経営チームが共同で欧州部門を買収するということを私達は心から歓迎しています。欧州部門は彼らのリーダーシップの下、年々成長を続けていて、今後も強力なネットワークでミッドウェイを成長させていくと確信しています」と述べています。

これまで欧州部門はミッドウェイ全体の約40%の収益を上げていたとのこと。これで米国と欧州部門の資本関係はなくなったものの、今後も提携を続けていく公算が高そうです。
《土本学》

メディア大好き人間です 土本学

1984年5月、山口県生まれ。幼稚園からプログラムを書きはじめ、楽しさに没頭。フリーソフトを何本か制作。その後、インターネットにどっぷりハマり、幾つかのサイトを立ち上げる。高校時代に立ち上げたゲーム情報サイト「インサイド」を株式会社IRIコマース&テクノロジー(現イード)に売却し、入社する。ゲームやアニメ等のメディア運営、クロスワードアプリ開発、サイト立ち上げ、サイト買収等に携わり、現在はメディア事業の統括。

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