ハッカー達が障害を持つ人のために技術を披露−Wiiでアシストする「WiiAssist」 | GameBusiness.jp

ハッカー達が障害を持つ人のために技術を披露−Wiiでアシストする「WiiAssist」

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ハッカー達は障害を持つ人のためWiiを役立てるべく、その技術を披露します。

米国ラスベガスではハッカー達の祭典「DEFCON」が開催されましたが、そこでは「WiiAssist」と呼ばれるユニークなプロジェクトが公開されました。

「WiiAssist」はWiiリモコンとバランスWiiボードを使って障害を持つ人のためアシストツールを作ろうという試み。Wiiリモコンとセンサーバーを使って頭の動きをマウスカーソルの動きに変換するほか、バランスWiiボードを踏むことで画面を上下にスクロールさせることが可能となっています。

「WiiAssist」プロジェクトはデラウェア大学に所属するRob Rehrig氏、Josh Marks氏、Larry Aiello氏ら三人の学生によって進められています。公式サイトでは3Dトラッキングに苦戦したり、ユーザーの意図しない頭の動きを検知しないようにしたりといった苦労の連続が語られています。

「DEFCON」は毎年恒例のハッカー達の祭典(カンファレンス)。最新のセキュリティ関連情報がやりとりされると同時に、互いのPCをハッキングし合ったり、プログラマブルな電子部品が組み込まれた参加バッジを改造するコンテストが行われたりと様々な催し物が開催されています。

ハッカーには、役立つ情報を提供してセキュリティに貢献する善玉「ホワイトハット」と、その逆の「ブラックハット」が存在しており、障害を持つ人に技術を役立てる「WiiAssist」プロジェクトの三人はさしずめ「ホワイトハット」といったところでしょうか。Wiiの入力機器をバーチャルリアリティ方面に応用する試みは行われていましたが、ターゲットを障害を持つ人としているのが「WiiAssist」の興味深いところといえるでしょう。
《水口真》

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