Game Developers Conference 2010初日の火曜日、今年からラインナップされた「iPhone Games Summit」でUnity TechnologiesのTim Higgins氏が「Fastest Path from Concept to Top Paid」(コンセプトから最も稼ぐアプリまでの最短距離)と題したセッションを行いました。
「Unity」はマルチプラットフォーム対応のインタラクティブコンテンツ開発ツールです。その使用は直感的に可能で、様々なアセットを組み合わせていくだけでもゲームが開発できるような仕組みになっています。特にライブプレビューの機能では、開発環境で変更を加えたものが、リアルタイムに実機で反映し、開発効率を大幅に向上させます。対応プラットフォームiPhone、Wii、Xbox360、PCに加えて、昨日の発表にもあるように、新たにPS3、iPad、Androidが追加されています。また、ブラウザにUnity Web Playerをインストールする必要がありますが、ブラウザ向けのコンテンツも開発可能です。これらは同じソースで、出力先を変えるだけでプラットフォームを超えた開発ができます。
最後にHiggins氏はサクセスストーリーとして幾つかのゲームを挙げました。『Way of the Warrior』はプログラマ1人とアーティスト2人とオーディオ1人で開発されたゲームですが、2人はWindowsで、2人はMacで制作したそうです。通常iPhone向けゲーム開発はMacでしか行えませんが、「Unity」があればこのような手法も可能になります。また、『Zombieville USA』はなんと1人がたった5週間で開発したゲームですが、2009年の1年間、ずっとApp Storeの上位100位に入っていた唯一のゲームだったそうです。
フィンランドはヘルシンキを拠点にするデベロッパーのバーチャルエアギターカンパニー社(Virtual Air Guitar Company Ltd)は、PlayStation Network向けに配信予定のファイティングアドベンチャー『Kung-Fu LIVE』にエマージェントゲームテクノロジー社のゲームエンジン「Gamebryo LightSpeed」を採用すると発表しました。