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中村彰憲 ゲームビジネス新潮流 レベルファイブ イナズマイレブン
『イナズマイレブン』で紐解くゲームプロモーション新展開・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第6回
2010年2月24日(水) 12:08 Text by 中村彰憲(Akinori Nakamura)
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これまで、本稿では、ゲームそのものに焦点を当てつつ様々な変化を追ってきましたが、今回はゲームタイトルの広告展開についてです。広告と言えば、最近では、Xbox360の「XXX」シリーズが話題になっていますね。任天堂も「Touch Generation!」シリーズを皮切りに、広告展開において新戦略を提示してきました。

ですが、ブロードバンドが普及し、常時接続が一般化した現在においては、「広告」そのものにこれまでとは違った体系や位置づけが求められるようになりました。これによって、ゲーム業界も広告代理店との関わり方を変化させていかなければならないでしょう。

このような流れは以前からもありました。特に有名なのは『ポケットモンスター』シリーズではないでしょうか?同作品のマルチメディア展開については、広告代理店としてジェイアール東日本企画が重要な役割を果たしています。同社はテレビアニメや劇場版ポケットモンスターの製作に参画。作品のPRから商品化まで幅広い役割を果たしています。現在放映中の「ポケットモンスターダイヤモンド・パール」とポケットモンスターに関連する情報発信番組、「ポケモン☆サンデー」も同社が番組枠を買い取って展開しています。噂のANAのポケモンジェットや、ポケモン新幹線も同社プロデュースによるもの。この他に『どうぶつの森』の劇場アニメ化も同社が手掛けています。山の手線の電車内にあるモニターに比較的高い頻度でマリオブラザーズが登場する所からも任天堂と同社との深いお付き合いが想像出来ますよね。

この他にイベント関係では、コーエーのネオロマンスフェスタはADKが、3月開催で既に話題になっている戦国武将祭は、電通が深く関わっています。これら、コーエーが展開している二つのイベントについては次回、詳しくフィーチャーしていきたいと思います。

このような潮流を理解したうえで、パブリッシャーとなってまだ間もないながらも成功をその手にしたのがレベルファイブです。同社といえば、『ドラゴンクエストVIII空と海と呪われし姫君』や、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の開発スタジオとして一躍脚光を浴びましたが、同社オリジナルである『レイトン教授』シリーズの成功ですっかりメジャーな存在となりました。更に『イナズマイレブン』シリーズも、第二作目である『イナズマイレブン2 脅威の侵略者ファイア/ブリザード』は100万本を突破したのは記憶に新しいところ。前作が40万本弱の売上であることを考えると、単に口コミ効果でここまで売上を伸ばしたとは考えられません。ゲーム産業全体が厳しい現況を考えるとなおさらです。

■ゲーム、アニメ、コミックによるシナジー効果で、100万本を記録した『イナズマイレブン』最新作

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イナズマイレブン コミック

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